テイラー・スウィフトが新曲MVでLGBTQを支持!隠されたメッセージとは♡

6月はプライドマンス!最近、日本でもよく聞くようになってきたり、SNSでよく見かけるようになってきた『プライド』や、『LGBTQ』と言う言葉。
これは、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー、Q=クィア、クエスチョニングなどのセクシャルマイノリティーをもつ人であっても、世界中のみんなが自由な恋愛をでき、自分に誇り(プライド)を持って生きれるような世界にしようと始まった素敵な運動♡
そんなLGBTQのプライドマンスを、テイラー・スウィフトが新曲『You Need To Calm Down』のミュージックビデオでお祝いしていると話題に!!
本日はそんなテイラーの新曲ミュージックビデオに隠れた、メッセージを紹介していきます。
テイラーのMVに登場するLGBTQを象徴する人物たち
まず、今回のミュージックビデオの出演者のほとんどがLGBTQとして有名な人たち!そんなミュージックビデオに隠れたLGBTQの有名人を4つ紹介します!
◆Laverne Cox (ラヴァーン・コックス)
まず一番はじめに登場するのが、NETFLIXで人気となったドラマ、『オレンジ・イズ・ニューブラック』のソフィア役として知られる、トランスジェンダーの女優ラヴァーン・コックス。
彼女はトランスジェンダーでいることによる、周りの偏見による生きにくさを無くすため、自分の経験を語りLGBTQの人々が生きやすい世の中になるために働きかけている人の一人。
◆Hayley kiyoko(ヘイリー・キヨコ)
次に登場するのが、『ウェイバリー通りのウィザードたち』にも出演したことで知られる女優であり、歌手のヘイリー・キヨコ。彼女はレズビアンと公表しており、『Girls like Girls』という曲を出していることでも有名。
◆Queer Eyeのキャスト達
続いて登場するのが、ネットフリックスで話題のリアリティー番組『クィアアイ 』で有名のゲイの5人組ファブ5達!ビデオの中では、テイラーと一緒に仲良くお茶をしてるシーンが見れます。
クィアアイの紹介記事はこちらから♪
◆Adam Rippon (アダム・リッポン)
4人目に登場するのが、元フィギアスケーターでメダリスト、アダム・リッポン。彼は「自分がロールモデルになれば」と、ゲイであることをカミングアウトし、去年アメリカのタイム誌で「世界で最も影響力のある100人」に選出されたことでも有名。
◇Ru Paul (ル・ポール)
最後に登場するのがまたまたネットフリックスで話題のドラマ『ル・ポールのドラァグ・レース』で有名となった、「世界一のドラァグ・クイーン」として知られるルポール。
このミュージックビデオでは、カツラや派手なメイクをせずにありのままの姿で登場。
MV登場アイテムに隠されたLGBTQのお祝い
LGBTQのお祝いは人物だけじゃなく、ミュージックビデオに散りばめられたアイテムにも!今回はそんなアイテムを3つ紹介!
◇こぼされた6つのキャンディー
まずはじめに出てくるのが、とても見つけにくいですが、車が燃えてるシーンにある、”こぼされたキャンディー” このキャンディーの数を数えるとなんと6つ!この6という数字はLGBTQのプライドマンス6月を意味するのでは?と噂に♡
◇レインボーカラーのフェンスや旗
次に紹介するのがミュージックビデオにたくさん出てくる、レインボーカラーやレインボーフラッグ。この虹色はLGBTQの象徴であり、このアイテムたちを見るとあからさまにテイラーがLGBTQを支持しているとわかります。
◇Rentとかかれた新聞
これもすごく分かりにくいですが、自転車をこいでいるシーンで、オレンジのトレイラーの後ろの車の中から見える『RENT』の新聞。『RENT』はLGBTQやエイズについての理解をうたったブロードウェイミュージカル。
ここからテイラーのMVの、細かい所にもLGBTQに気を配っているとわかります。
テイラーのMVの中で主張するLGBTQプロテスターへの非難
この歌の歌詞からもわかるようにテイラーは、
「You need calm down!( 落ち着いたら?)」
「Why are you mad when you could be GLAAD?(どうして嬉しく思えずに怒るの?あなたもグッラドに入ればいいのに)」
など、LGBTQに否定的な人に対してのメッセージが込められていて、ミュージックビデオの中にも批判者に対する非難がうかがえます。
ちなみに、この歌詞に出てくる「GLAAD」はLGBTQの人々の権利について戦っている組織の「GLAAD』と「嬉しい」を意味する単語「glad」をかけたもの!
◇スペルが間違ったプロテスターのサイン
ミュージックビデオに何度か現れるプロテスター達。彼ら達が持っているサインをよく見ると「Get brain Morans」の文字が!
これはプロテスターが「Moron」というワードのスペルを間違えていて、「抗議する暇があるなら、勉強したら?」というような皮肉がこめられているよう。
◇プロテスターに対してspilling the tea
ミュージックビデオに出てくる、プロテスターに対してクィア・アイの人たちとお茶を楽しむテイラー。これは英語で言う、「spilling the tea」日本語で「かげ口やうわさ話をすること」。
つまり、プロテスター達についてみんなで悪口を言っているよとアピールしてるようにもくみ取れます!
まとめ
いかがでしたか?
『you need to calm down』はテイラーが久しぶりに出した曲『Me』と一緒に次のアルバム『lover』の収録曲。
今回のアルバムのテーマカラーが虹色だったり、LGBTQと関連の深いアルバムになりそうですよね。気になった人はミュージックビデオをチェックして今回紹介したアイテムやシーンを探してみてね♡