映画「白雪姫と鏡の女王」や「あと1センチの恋」で知られる女優のLily Collins(リリー・コリンズ)が3月7日にエッセイ『Unfiltered: No Shame, No Regrets, Just Me』を発売。

リリーはこの本の発売について「私の日記が発売されるような気分よ」と、過去の恋愛や家族についてとてもオープンに書いているという。本について詳しく説明する前にリリーのプロフィールを簡単に紹介!

リリーは1989年生まれのイギリス出身。リリーの父親はイギリスのロックミュージシャンであるPhil Collins(フィル・コリンズ)。リリーが7歳の時に両親が離婚し母親とLAに移ることに。南カリフォルニア大学でジャーナリズムを学び10代の頃から雑誌『ELLE Girl』や『Teen Vogue』のコラムを書いた経験も。

一躍世界的スターとして有名になったきっかけは、2012年の映画「白雪姫と鏡の女王」。オードリーヘップバーンの再来と話題になった。

今回発売したエッセイのタイトルは『フィルターを通さない:恥ずべきではない、後悔のない、ありのままの私』という意味。

父親もミュージシャン、雑誌のコラムを執筆したこともあり今大活躍中のリリー。そんな元気一杯の笑顔を見せる彼女には辛い経験があった。

摂食障害

高校生の時に父親が再婚。忙しい人生の中で女優を目指すリリーがとった行動は、食べ物を制御することだった。過度に運動しガムを噛み、下剤やダイエットピルの中毒になってしまったことも。それでもいつも親友のような存在である母親が、克服できるよう助けてくれたそう。

虐待的な関係

リリーは20歳の頃付き合っていた彼氏にVerbal Abuse(言葉による虐待)を受けていたと話した。リリーが友人や家族と過ごす時間をコントロールされたりと不安にかられ、「偽りや共依存そしてかなり厄介なものでいっぱいのロマンチックな関係だった」と語った。

父親、フィルについて

リリーの幼い頃から、フィルは家を空けアルコール依存にも陥った。「彼の不在は私がコントロールできるものでもなく理解できるものでもなく、とても痛みを伴うものでした」と語るも、今は悲しみや怒りを受け入れ父を許せるようになったという。

この本にはリリーが経験した過去、そしてそれらを受け入れる大切さが、リリー自身の言葉で書かれている。

(大勢の中で立ち上がることは、溶け込むことよりももっと価値がある)

このエッセイのレビューには

「リリーは不完全であることを認め、暗い側面にも関わらずユーモアと可愛らしさで打ち明けてくれた」

「この本はとても正直でオープンで、多くの教訓を持つ友人と会話しているみたいだわ」

とリリーの勇敢さに多くの人がインスパイヤを受けているよう。

リリーは、ソーシャルメディアを通してファンが自分たちのストーリーをシェアしてくれたため、自分も経験を話して若い女性を手助けしたいと思ったのがきっかけなのだそう。

また2017年に公開予定の映画「To The Bone(原題)」で摂食障害を克服しようとする若い女性を演じたリリー。映画祭のインタビューで摂食障害の過去を告白した。

「多くの若者が抱えているタブーな問題こそ、受け入れてオープンに話し合うことが大切だと伝えることが、私のやるべきことだと思ったの」と語った。

インタビュー後インスタグラムに「過去を打ち明けたおかげで、今すごく自由に感じられる」と喜びのコメントとともにファンに感謝の言葉をつづった。そして最後に「覚えておいて。あなたは決して一人ではない」という文を添えて。

リリーのように、辛かった過去の経験を公然と話すことは簡単ではなく、とても勇気がいること。でも「時には私たちが最強のものと戦うことが私たちの強みである」とリリーが言うように、向き合って受け入れることができれば気持ちも楽になって強くなれる。

同じ悩みを抱えていなくても、共感できたり、リリーの勇敢な姿勢に勇気をもらえるんじゃないかな。リリーはこのエッセイを通して「受け入れる幸せ」をみんなに伝えようとしている。

過去の経験を恥ずかしいと思ったり後悔したりせず、ありのままの自分で、自由に自分の人生を楽しめるように。

『Unfiltered: No Shame, No Regrets, Just Me』はAmazonや楽天で購入可能。

写真:We Heart It
文:CELESY Writer Yuki