• HOME
  • CELESY
  • FASHION
  • エコファーって本当にエコ?地球&動物に優しい日本未上陸の海外ブランド6選

エコファーって本当にエコ?地球&動物に優しい日本未上陸の海外ブランド6選

最近日本でもよく見かけるワード「エコファー」ですが、その本当の意味を知っていますか?

「エコ」と聞くとなんとなく環境に良いような気がしますが、エコファーはフェイクファーと同じ「動物性の毛皮を使用していない製品」のこと。

「動物性繊維の代わりに化学繊維を使用してるってこと…?それって環境にいいのかな?」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、エコファーの人気の理由と、その環境への影響についてお話しします!

後半では、今海外で大人気のおすすめエコファーブランド6選をリストアップ。全て日本未上陸のブランドなので、人と被らない個性的なアイテムを探している人にぴったり。お気に入りを見つけてみてください♡

エコファーとファッション業界


まずは、エコファーの定義と現在のファッション業界の傾向についてご紹介します。

■非動物性の毛皮や羽毛を使用


エコファーとは、フェイクファーや偽毛皮と同様「動物性の皮素材を使用していない人工ファー」という意味。

「エコ」という言葉に特に意味はなく、人工ファーの人気が増してきた今、フェイクや偽物といったマイナスイメージを無くすために、ファッション業界によって新しく作られた名称だと言われています。

エコファーとはコートなどによく使用される毛皮だけではなく、布団やダウンコートなどに使用される水鳥の羽毛のことも指します。

■ラグジュアリーブランドも次々と賛同


近年、欧米諸国では動物愛護や環境保護の声が強まっており、多くのラグジュアリーブランドがエコファーの使用に切り替えています。

既にGucci(グッチ)やPrada(プラダ)、Burberry(バーバリー)、Versace(ヴェルサーチェ)など、日本でも人気の有名ブランドが毛皮使用の廃止を宣言しています。

多くのブランドがアニマルファーの使用を止めているのは良いことですが、一方ほとんどのラグジュアリーブランドでは未だに牛革やスネイク、クロコダイルスキンなどの動物性革製品が使用されているのが現実です。

世界中でエコファーが人気の理由とは?


次は、今世界中でエコファーが人気となっている理由についてお話しします。

■動物に優しい


まず1番に挙げられるのは動物への配慮です。現在世界中で販売されている毛皮製品の約85%は、野生ではなく工場ファームなどで飼育された産業動物から生産されたものだと言われています。

毛皮動物を飼育している殆どのファームでは、床材等すらない狭いケージを使用した劣悪な環境で飼育が行なわれています。産業動物を飼育するためのケージサイズや衛生管理等に関する法律は少なく、多くの動物が社会の目から離れた場所で悲惨な飼育環境に置かれながら、一生を過ごしているのが現実です。

殺処分の際にも、膨大な苦痛やストレスを与えると考えられており、多くの処理場では大量の動物が一気に処理をされています。生死の確認が行き届かない場合が多く、意識がある状態で皮処理をされるなど想像を絶する状況下で生産されているのが現状です。

近年、生き物に対する思いやりやアニマル・ライツの概念が注目を集めている中、ファッションやメイクなど必要ではない贅沢品のために、動物を苦しませたくないと考える人が増えているのが、エコファーが世界中で広まっている主な理由です。

■社会に優しい


2番目の理由として挙げられるのは、衛生面から考えた社会への配慮です。

毛皮ファームでは、大量の動物を狭いスペースや掃除の行き届かない悪環境で管理していることから、疫病や伝染病などのウイルスが発症、感染するリスクが高いと考えられています。

その例として最近話題になったのが、2020年末に起こったデンマークでのミンクの新型コロナウイルス大量感染です。ファーの最大輸出国の1つであるデンマークでミンクへのコロナウイルスの感染が確認され、国内で飼育されているミンク約1700万匹が殺処分されました。

劣悪な環境で育てられている動物へのウイルスの感染は稀ではなく、他にも鳥インフルエンザなど人への感染能力のある感染症が毎年多く確認されています。

毛皮のための飼育を止めることで、動物にも人間にも優しい社会を作ることができるという点が、エコファーを選ぶ人が増えている主な理由です。

エコファーは環境に良いの?


動物にも社会にも優しいエコファーですが、やはり気になるのはその環境への影響。結論から言うと「エコファー自体」は、環境に良いものではありません。

化学繊維の生産過程で生じる水質汚染や、化学繊維を使用した製品を作る際の大量の水資源の使用など、環境面だけで見ればネガティブな影響があることは明らかです。

一方、リアルファーも環境に良いわけではなく、動物の排泄物や飼育に必要となる水・エサ等を調達する上で発生する、温室効果ガスなどの環境汚染も地球環境への大きな負担だと考えられています。

だからこそエコファーを購入する時に考えるべきなのが、その製造工程。動物の飼育に要する資源の量や、排出されるガス量を選ぶことは不可能ですが、化学繊維の製造工程は選ぶことが出来ます。

Zaraやユニクロ、GUなどファストファッションブランドで安価に大量生産されているエコファーの多くは、誰かの水や大気を汚染して作られた、エコからかけ離れた製品です。

人間、動物、そして地球みんなに優しい社会を作るためにも新しいファー製品を購入する際には、環境に配慮し丁寧に製品を生産している本当の「エコ」ファーブランドを選ぶことが大切です。

動物にも環境にも優しい!海外エコファーブランド6選


そこで、今回ご紹介するのは環境にも動物にも優しい真のエコファー!環境への影響やフェアトレードなどサスティナビリティに配慮した、最新のエコファーブランド6選をご紹介します。

今回リストアップしたのは海外発&日本未上陸のブランドですが、殆どの公式ウェブサイトで国際シッピングが可能となっているので、気になった方はぜひチェックしてみてください♡

■Shrimps(シュリンプス)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Shrimps(@shrimps)がシェアした投稿

イギリスの人気デザイナー、ハンナ・ウェイランドによって作られたラグジュアリーファッションブランド「Shrimps(シュリンプス)」。

イギリスのファッションアイコンであるアレクサ・チャンや、ポピー・デルヴィーニュが着用していたことで一気に有名になった今注目のブランドです。

販売している商品は全てフェイクファーで出来ており、リサイクルのウール生地等を使用。生産の工程や廃棄物の処理等に関しても、厳しい基準を設けているサスティナブルかつエシカルなブランドです。

コートの価格は50,000円〜と少しお高めですが、他にはないユニークなデザインが人気です。ファー製品以外にも、日本ではあまり見かけない個性的なデザインの洋服を多く扱っています!

公式ウェブサイト

■jakke(ジャッキー)

 

この投稿をInstagramで見る

 

JAKKE (jack•ie)(@jakkeldn)がシェアした投稿

2015年に誕生したイギリス初のブランド「jakke(ジャッキー)」。世界中で大人気のjakkeのコートは、日本でも多くのインフルエンサーや芸能人に愛用されています。

jakkeの1番の魅力は、他のエコファーブランドの中でも首位に立つ程の環境への配慮。最新コレクションでは、使用している繊維の約50%にリサイクルプラスチックボトルを使用していると公表しています。

商品発送の際の梱包材には、100%紙素材を使用するなど可能な限り地球への負担を減らした商品販売を行っています。

コートのデザインもシンプルなものから斬新なものまで幅広くあり、価格も28,000円〜と、お手軽なのも人気の理由です。

公式ウェブサイト

■APPARIS(アパリス)

 

この投稿をInstagramで見る

 

APPARIS(@apparis)がシェアした投稿

2人のフランス人デザイナーによって立ち上げられたブランド「APPARIS(アパリス)」。

サンドラ・ブロックやクロエ・カーダシアンなど、多くの海外セレブ御用達のブランドです。コートの価格は25,000円〜と、セレブではなくても手に入るお手頃な値段設定になっています。

最新コレクションの生産には全てリサイクル繊維を使用しており、2021年中には発送の際のパッケージングを100%プラスチックフリーにすることを宣言しています。

残念なことに、APPARISは現在日本へのシッピングを行っていませんが、BUYMAやZOZOTOWN等でも販売されています。

現在パリス・ヒルトンも着用している人気ブランド「Juicy Couture(ジューシー・クチュール)」とのコラボ商品も展開しており、SNSでも話題となっています。

公式ウェブサイト

■Unreal Fur(アンリアル・ファー)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Unreal Fur(@unreal_fur)がシェアした投稿

オーストラリアのメルボルンで立ち上げられたヴィーガンブランド「Unreal Fur(アンリアル・ファー)」 。

現在に比べアニマル・ライツへの関心ががまだ広まっていなかった2011年に誕生し、動物愛護団体のPETAからも承認を受けている正真正銘のエシカルブランドです。

環境への配慮の面では他のブランドに劣る点もありますが、独自のサスティナブル繊維の開発などこれからの貢献が期待できます。

価格は40,000円〜となっていて、全体的にシンプルで着まわしやすいコートデザインが人気です!

公式ウェブサイト

■House of Fluff(ハウス・オブ・フラフ)

 

この投稿をInstagramで見る

 

House of Fluff(@hofnyc)がシェアした投稿

ニューヨークで立ち上げられたクルエルティー・フリーブランド「House of Fluff(ハウス・オブ・フラフ)」 。ラグジュアリーかつ、サスティナブルなブランドスタイルが魅力のブランドです!

独自に開発した、植物性またはリサイクルの資源を使用したバイオ繊維や、土地や地域の環境にダメージを与えることなくケミカルフリーで作ったコットンなどを使用して商品の生産を行っており、パッケージにはリサイクルまたはコンポスト可能な素材を使用しています。コートの価格は45,000円程〜となっています。

公式ウェブサイト

■La Seine & Moi(ラ・セーヌ・アンド・モア)

フランス・パリ発のヴィーガンファーブランド「La Seine & Moi(ラ・セーヌ・アンド・モア)」 。

販売している商品は全てパリの小さなアトリエで作られており、サスティナブルな生産工程を大切にしたブランドです。コートは40,000円〜と少し高めですが、長く使える丈夫な作りとデザインが人気を呼んでいます。

コートの他にもフェイクファーのバケットハットや、マフラーなどいつものファッションにアクセントとして取り入れられる商品も多く扱っています。

公式ウェブサイト

■【おまけ】SAVE THE DUCK(セーブ・ザ・ダック)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Save The Duck(@save_the_duck)がシェアした投稿

2012年にイタリアで誕生した、サステナブルアウターウェアブランド「SAVE THE DUCK(セーブ・ザ・ダック)」。

循環可能な再生素材を主原料とした製品を販売している100%ヴィーガンのブランドで、2020年末に日本初上陸しました!

主にダウンジャケットを扱っていて、フェイクで暖かいダウンコートが少ない中、高品質のヴィーガンダウンが手に入る今季注目のブランドです。

羽毛は大抵ダウンジャケットや布団の内側など、目に見えないところで使われていることが多く、毛皮ほど注目を浴びていないのが現実ですが、アヒルやグースなどの水鳥に対する動物虐待も深刻な問題となっています。

価格は20,000円〜とハイクオリティのフェイクダウンジャケットにしては、とてもお買い得となっているので、この冬ぜひGETしてみてください!

日本公式ウェブサイト

まとめ

今回のエコファー特集、いかがだったでしょうか?

近年サスティナブルやエシカルリビングなど、環境と動物に優しい生き方を選択する人が増えてきています。

「私が何を買ったって世界は変わらない」と思う方もいるかもしれませんが、購入は選挙と同じ。私たち1人1人が責任のある購入をすることで、これからの社会に大きな影響を及ぼすことができます。

急に身の回りのもの全てをクルエルティー・フリーにするのは難しいですが、小さいところからでも初めていけたら良いですね。

[instagram-feed]

Hitomi Rose

湘南出身、在住のライターHitomiです。ヨルダン人の父と日本人の母の間に生まれ、アメリカとオーストラリアでの在住経験があります。大学卒業後は海外のエンタメ...

プロフィール

PICK UP

関連記事一覧