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マスターすればカーダシアン&ジェンナー姉妹?可愛いバレー・ガール訛りに注目!

日本語と同じで英語にも国や地域によって方言があります。

ロサンゼルスを中心とする南カリフォルニアにはバレーー・ガール(Valley Girl)という英語のアクセントがあり、女の子の特徴的な話し方として有名です。

特にそのアクセントが強いセレブがキム・カーダシアン、コートニー・カーダシアン、異父妹のカイリー・ジェンナー。カイリーは特に現在のスラングを入れながら話し、多くのティーンの憧れの存在なので、その話し方の影響力は大きいです。

彼女たちの話し方を真似すれば、カルフォルニア・ガールっぽく聞こえる事は間違いなし♪今回はそのバレー・ガール訛りについて紹介します!

日本でいうギャル?バレー・ガールっぽい英語の話し方って?


バレー・ガールのアクセントは日本でいうとちょっとギャルっぽい感じ。そのため、アメリカではバレー・ガールのアクセントで話していると「賢くない」という印象があるのは否定できません!笑

しかし、訛りに強さや弱さがあるとはいえ、まさにカリフォルニア・ガールという話し方です♡

■発祥はサンフェルナンド・バレー


バレー・ガールの発祥の地は、ロサンゼルス近郊のサンフェルナンド・バレー。カーダシアン姉妹やジェンナー姉妹の住むカラバサスがあるところです。

バレー・ガールというアクセントは、特に1982年のフランク・ザッパの「Valley Girl」という曲がリリースされて、浸透するようになりました。

サンフェルナンド・バレーは夏はかなり暑いですが、山が多く、富裕層が多い地域でもあります。そのため、白人の富裕層の女の子の間で広がっていったアクセントです。

■バレー・ガールっぽい英語の特徴


バレー・ガールの英語にはいくつか特徴があり、母音を伸ばして、ゆったりとした印象です。まず、質問をしている文ではないのに、とにかく常に語尾が上がります。

例えば、「I went to school yesterday?, and……(昨日、学校に行ったんだけどさぁ?それでね……)」という感じで、語尾を上げて話します。

さらにボーカルフライ(Vocal Fry)という、独特の声帯テクニックを使います。Vocal=声、Fry=揚げるという意味を持つボーカルフライ。これは声を低くして、バイブレーションを入れる話し方です。

アメリカではボーカルフライがセクシーだと言われていて、例えば、ブリトニー・スピアーズの歌い方やパリス・ヒルトンの話し方がボーカルフライです。

使用する単語にも特徴があります。80年代では「おぇー」「無理」というような気持ち悪い時を表現する「Gag Me With a Spoon」などの多くのスラングがありましたが、今は使われていません。

しかし、今でもバレー・ガールらしい特徴的な単語があるので、下記で紹介しますね♪

■ハリウッドの影響でアメリカ全土へ


サンフェルナンド・バレーはエンターテインメントの中心であるロサンゼルス、ハリウッドのすぐ近く。そのため、段々このバレー・ガールの話し方がアメリカ全土の女の子に広がってきています。

すっかりアメリカのスタンダートなアクセントとして浸透していて、南カリフォルニアだけに限定されるものではなくなりました。

微妙な恋愛関係を表す英語?知っておくと便利な恋愛ステータス英語はこちら♪

バレー・ガールが使う単語って?

先ほども紹介した通り、バレー・ガールにはお気に入りの単語があります。今回は今でも使われている特に典型的な3つの単語を紹介します。

■Like


この「Like」は「〜のように」という意味のライクです。バレー・ガールは話している時に何度も「Like」を使います。

例えばですが、「I was like, super tired last night(昨日の夜は“何ていうか”、ちょー疲れてたわ)」というようなニュアンスになります。

■Totally


「Totally」は「本当に」「マジで」という意味で使われます。「Totally」の他に「Seriously」や「Literally」もよく使われていて、この3つの言葉を使う時も語尾を上げて言います。

■OMG


これは「Oh My God」なのですが、オーマイゴッドの言い方も特徴的。「Like」と「Totally」と同じく、話している時に頻繁に使います。例えば、可愛いものを見た時に、「Oh My Gooood!It’s soooo cute!(オーマイゴッド、ちょー可愛い)」という感じです。

バレー・ガールの英語が聞ける作品


南カルフォルニアが舞台の映画ではこのバレー・ガール訛りを聞くことができます。いくつかあるので、ぜひチェックしてみてください。

■『クルーレス』(1995年)


ビバリーヒルズの女子高生シェールが主人公で、アリシア・シルヴァーストーンが主役を演じました。青春ラブコメディで、こてこてのバレー・ガール訛りが聞けます♪

クルーレスについて知りたい方はコチラをチェック♪

■『キューティ・ブロンド』(2001年)


主人公はブロンドでファッションとピンクが大好きな大学生エル・ウッズ。ハーバード大学のロー・スクールに進学する恋人に振られたことで、自らもハーバード大学のロー・スクールを目指して、入学する作品。主役はリース・ウィザースプーンが演じています。

■『ブリングリング』(2013年)


2008年から2009年に実際に起こったティーンの窃盗集団を描いた作品。パリス・ヒルトンらハリウッドセレブが狙われ、被害総額は3億円にものぼると言われています。

そして、イギリス人のエマ・ワトソンがその集団の1人を演じて話題になりました。エマがバレー・ガールのように話すギャップがおもしろいです♪

■『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』


カーダシアン家とジェンナー姉妹を追ったリアリティ番組。実際にサンフェルナンド・バレーで育った一家の生のバレー・ガール訛りを聞くことができます♪

セレブもモノマネするバレー・ガール訛り


英語には国や地域によってさまざまなアクセントがあるので、番組で真似をするセレブたちも多くいます。テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で有名なイギリス人女優エミリア・クラークはバレー・ガール訛りが得意だと話しています。


同じくイギリス人女優のエミリー・ブラントはトーク番組『エレンの部屋』に出演した時にさまざまな英語のアクセントで早口言葉に挑戦し、見事なバレー・ガール訛りを披露して、会場を盛り上げていました♪

まとめ


いかがでしたか?

私もサンフェルナンド・バレーに住んでいるので、バレー・ガール訛りにとても影響を受けています!

ちなみに同じカリフォルニア州でサンフランシスコの方まで北に行くと、「とても」「めっちゃ」というのを「Hella」という単語を使って表現します。ロサンゼルスでは使わないので、おもしろいです!

英語にはたくさんアクセントがあるので、楽しいですね♪皆さんもぜひ、さまざまなアクセントをチェックしてみてください!

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