男女の友情ってあり?なし?海外映画から考える男女の友情が成り立つ心理とは?

世の中には、たくさんの『永遠の課題』と呼ばれている話題がありますよね。その中でも、きっとCELESY読者のみなさんにとって一番身近なのが、これからシェアさせていただく『男女の友情』。
男女の間にも、『友情』は存在するのか?!それとも、『恋愛感情』しか異なる性との間には生まれないのか?今回は、私が今まで見た海外映画を3つ紹介しつつ、考察してみたいと思います★
男女の友情ある派とない派の考え
まずは、男女の友情が【ある派】【ない派】の意見を簡単にまとめてみます!
■男女の友情ある派
・たまたま話があう人が異性だった
・自分自身の性格が、男っぽいから相手も女としてみてないと思う
・人としての好きと、恋愛としての好きの違いが自分でわかるから
・女同士では盛り上がれない話題でもできる
・嫉妬とか陰口ナシに友達付き合いできて楽
■男女の友情ない派
・所詮は異性なんだから、どちらかに下心があると思う
・どちらかが、好意を持っているから仲の良い関係ができている
・友達だと思っていても、恋に発展することもあるから
・最初から異性を友達として見れない。異性=恋愛対象
・どちらかが告白などをしたら、関係が崩れるから男女の友情は信用してない
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男女の友情と恋愛のもどかしさを描いた海外映画3選!
ここからは、男女の友情と恋愛についてをテーマにした海外映画を3つ紹介します★
■1:あと1センチの恋
幼馴染・ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)が様々な運命に翻弄されながら過ごす12年間のストーリーです。
6歳から一緒の2人は、高校生になったら関係を壊したくない思いから、別々の相手と付き合うことになります。ですが、ロージーはその彼氏の子供を妊娠してしまいます。
そして、ロージーは地元に残り子育て、アレックスは遠く離れた大学に進学し2人は離ればなれになるのです。そのあとも、別々の2人の人生が交わっては離れてを繰り返していくのです。
もしも、ロージーとアレックスが高校生の時に嘘をつかずに『恋愛感情』を伝え合えていたら。。。。恥ずかしさからか、自信のなさからなのか、自分の感情に蓋をして『友情』という鍵をかけてしまうのです。
きっと、誰もがこのロージーとアレックスの気持ちに共感できるのではないでしょうか?
■2:ワン・デイ 23年のラブストーリー
大学の卒業式で出会ったエマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)の関係を描いている映画です。
2人が出会った卒業式の日・7月15日からストーリーは始まり、その後23年間の7月15日を切り取ってストーリーは進みます。
デクスターとエマは卒業式の後に、部屋で2人きりになるものの2人が選んだのは『親友』でいることでした。お互いが好意を持っているにも関わらず、それを隠して2人は時には支え合いながら別々の道を進みます。
先ほど紹介した『あと1センチの恋』と似ているところもあるのですが、『ワン・デイ 23年のラブストーリー』では、約20年間に渡ってお互いにパートナーがいるときでも、心の支えとして相手を意識しているのです。
卒業式という人生の分岐点で出会ってしまった2人。きっと会うタイミングが違っていたら、すんなり恋人同士になれていたのでしょう。
確かに、出会うタイミングって大事ですよね。それが男女の友情にも影響するのでしょうか。出会うタイミングによっては、『恋愛関係』よりも『友情』を選択するのがお互いのためになるのかも。。。。
■3:恋人たちの予感
1989年のクラシックな恋愛コメディ映画です。サリー(メグ・ライアン)と、彼女の親友の彼氏であるハリー(ビリー・クリスタル)が車でニューヨークに行くところからストーリーは始まります。
最初は全く馬が合わなかった2人。ハリーの離婚をキッカケに2人は友人になります。その後、ハリーが落ち込んでいるサリーを慰めているうちに、2人は一夜を過ごしてしまいます。
無かったことにしようとしても、ハリーはサリーを意識してしまいます。この映画は、一夜を共にしてしまったから『友情』が壊れてしまった2人を描いてます。
私が驚いたのは、男性であるハリーがこの夜をキッカケにサリーへの恋を感じてしまったことです。女性の方が、セックスしたら相手を好きになりそうなイメージでした。
体の関係を男友達と持ってしまったら、そのまま友達でいれるのか?それとも、セフレになるのか?はたまた、正式な恋人になれるのか?そんな疑問の答えの1つが描かれています★
男女の友情は成立するのか?!考察してみた
ご紹介した3つの海外映画を基に考察をしてみます★
■男女の友情の幸せなゴールって恋愛関係?
今回私が紹介した『男女の友情』をテーマにした映画の途中のシーンには、お互いが『恋愛的好意』を抱いているということに、気付いてしまうポイントがあります。
『あと1センチの恋』『ワン・デイ 23年のラブストーリー』は、出会った時点からお互いに惹かれ合っているのにも関わらず、それぞれの理由で『友人関係』でステイしようとします。
これがベースならば、最終的な幸せは『恋愛関係』になるということになりますね。きっと、『好き』という感情に蓋をするという思いで『友情』を使用する。。。なんて方もいるのではないでしょうか?
■体の関係を持ってもただの”友達”?
『恋人たちの予感』では、2人が体の関係を持ったがために、お互いの心理が変化していく様子が描かれています。でも私は、体の関係を持ったとしても、そのままの『友達関係』でいれる場合もあると思うんです。
『好き』という思いだけが下心を生むのではなく、もっと他の『信頼』『尊敬』などの感情から関係を持ってしまう場合もあると思います。
例えば『信頼感』とか『絆』とかが基になって男友達と一夜を共にしたとして、行為後にすぐ相手のことを『好き』になっちゃうことなんて無いと思います。
『恋人たちの予感』では、ハリーがサリーに対して『恋愛的好意』を秘めていたから、体の関係を持ってしまったらもう友達には戻れないのではないでしょうか?
私は、体の関係を持ってもただの『友達』っていうのは有り得ると思います。
■純粋な【男女の友情】って存在しないの?
今回、ご紹介した映画は『男女の友情』から『恋愛関係』に気持ちが変化していく様子が描かれていますね。でもきっと、本当にただの【男女の友情】も存在すると思います。
それは一緒に何かに向かって努力した『団結感』や『信頼感』『絆』『一体感』などといった、”仲間意識”がベースになっているのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?今回は【男女の友情】をテーマにした海外映画を3つご紹介するとともに、私なりの考察をまとめてみました。
私は、男女の友情は成立すると思います。ですが、それは『友情』ってよりは『仲間意識』のようなものに近いです。
みなさんはどう思いますか??悩んでる方も、そうではない方も、今回紹介させていただいた映画を観てみてくださいね♫