女性の魅力を引き出すファッションとはどういうものなのかな。

かわいいワンピース?それともセクシーなホットパンツ?

人の魅力を引き出すファッションは人それぞれだけれど、オフィシャルな場面で女性の強さを惹き立たせるのはパンツスーツ。

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Hillary Clinton(ヒラリー・クリントン)氏もアメリカ大統領選のキャンペーン中、彼女のアイデンティティーであるパンツスーツを着続けていたよね。

Facebookで結成された”PantSuit Nation(パンツスーツ・ネーション)”というクリントン氏サポーターの団体はパンツスーツを着て投票に行っていたみたい。

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Chloe Moretz(クロエ・モレッツ)やBeyonce(ビヨンセ)、Katy Perry(ケイティー・ペリー)など、多くのセレブもパンツスーツを着て応援していたのだけれど、どうしてクリントン氏もサポーターはパンツスーツを着ていたのかな?

それはパンツスーツが女性の強さを出すというだけでなく、パンツスーツとフェミニズムは歴史的に関係があり、活動家の女性たちのアイデンティティでもあるからなの。

パンツスーツとフェミニズムの
関係の始まり

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1910年代、イギリスやアメリカなどでフェミニズムの走りであるSuffragette(サフラジェット)という女性参政権運動家たちは女性の参政権を求めるために政府と戦った。そのサフラジェットたちが着ていたのはポケットの付いたジャケットと長いスカート。

当時女性がポケットを持つことは許されていなかったから、ポケット一つでジェンダーを区別していたみたい。

だから彼女たちはジャケットにポケットを付けることで、男性と同等であること、そして秘密情報や銃、自由を持ち運ぶことができるということを表していたの。

その後1914年にはシャネルのデザイナー、ココ・シャネルがスカートのスーツを作り、瞬く間に女性の間でスーツが人気に。

女性がパンツを履くようになったのもココ・シャネルの影響によるもので、メンズウェアをウィメンズウェアに取り入たことで窮屈なコルセットから女性を解放し、女性の心とファッションを自由に。

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その後は世界大戦中に戦地へ行った男性の代わりに働き、大学進学をする女性が増えたことで女性の社会進出が進み、ファッションの幅も広がったみたい。

女優やファーストレディ、プリンセスなど女性の憧れる女性がスーツやパンツを着たことで一般の女性の間でもスーツやパンツスタイルのファッションが人気になったよ。

パンツスーツの今後のかたち

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今では女性がパンツやスーツを着ることは当たり前だけれど、半世紀前までは人前でズボンを履いてはいけません!と言われていて、パリでは2013年までパンツのみのファッションは法律で禁止されていたみたい。

けれど着る服を制限されるということは行動や考え、可能性を制限されるということ。

今私たちがパンツを履いて快適に生活できて街でパンツスーツを着たかっこいい働く女性たちを見ることができるのは、これまで闘ってきた先輩フェミニストたちのおかげだよね。

政治やビジネスの世界で活躍する女性は増えたものの、まだまだ男性社会であるのは事実。

ジェンダーレスなパンツスーツを着ることで男性と同じ立場にいることを示すことができて、かつ女性の強さを引き出すことのできるパンツスーツは時代を超えてフェミニズムの象徴なのではないのかな。

あなたもワードローブにあるジャケットとパンツを取り出して、女性の力を引き出すパンツスーツを着てみてはいかが?

そしてサフラジェットたちを描いた映画『未来を花束にして』が2017年1月27日に公開されるよ!この映画でファッションの視点からフェミニズムを観てみてね!

写真:Instagram & We Heart It
文:CELESY Writer Yuko