
Cookie Dough(クッキードウ)とは、オーブンで焼く前のクッキーの生地のこと。実は生卵を嫌う傾向にあるアメリカで、このクッキードウが流行中!
しかも、生のクッキーの生地をアイスクリームのようにスクープし、カップに入れるのが定番。
それもなんとアメリカでやけ食いの時にはアイスクリームかクッキードウっていうお決まりごとでもあるからなのだとか。
そのため、アイスクリームやチョコにもよくクッキードウ味のものが売られたりするんだよ。
ニューヨークで行列を作っているクッキードウのお店は「Cookie DŌ」
アメリカの場合生卵を食べる文化がなく、お家で作ったクッキードウだと食中毒などが心配という人が多いのが現実。その人たちの期待にこたえるかのようにオープンしたのがこのお店。
卵はサルモネラ菌の発生の心配がない通常の卵よりもお値段の高いものを使用するなど生でも安全な材料しか使っていないんだって。
さらに、人気を集める理由は味の種類の豊富さ。
チョコレートチップ味などの定番から季節限定まで現在16種類の味が用意されているの。ピンク色のカラフルもの、アメリカを象徴する赤と青のチョコレートが入ったものなど可愛らしいものも用意されているよ。
このお店ではもちろん、焼いたクッキーも売っているのでそちらも一緒に楽しむことができる他、ネットでは自分で味を選べる4個入りセットなど、4個以上から購入が可能(ただしアメリカ国内の郵送のみ)。
1カップ約1000円以上するため、少しお高いスイーツに感じるかもしれないけれど、まだまだクッキードウを売っている店は少ないのでお土産などには重宝しそう。
日本人の感覚だと「生のクッキー生地なんてたべられない!」となるかもしれないけれど、「焼く前の生地の方が普通のクッキーよりおいしい!」という人が多いのがアメリカ。
日本に上陸することはあまり期待できなさそうだけれど、アメリカ文化を体験する意味でも、ぜひアメリカに旅行に行った際は生のクッキー生地、クッキードウに挑戦してみては?
写真:Instagram
文:CELESY Writer Karen