自分らしく強く生きる女性になりたいあなたへ。知って欲しい男女格差のこと

女性として生きづらいな…と感じたことはありますか?
女性差別、セクハラ、価値観の押し付け、、、など女性が抱える問題はいっぱい。
世界中の女性たちが自由にもっと自分らしく、そして強く生きようと日々頑張っています。
そこで、3月は国際女性デーの月ということで今回は男女平等について一緒に考えてみたいと思います。
国際女性デーって?
毎年3月8日はInternational Women’s Day(国際女性の日)と言って、女性の権利をお祝いする日になっています。
そもそも始まりは、1904年3月8日にアメリカのニューヨークで女性たちが参政権を求めてデモを行ったことがきっかけ。
その後国連が3月8日を女性の自由と平等のための記念日としました。
日本ではまだまだ知られていませんが、世界では男性が女性にちょっとしたギフトを贈って女性に敬意を示したりと日頃の感謝を伝える特別な日になっています。
イタリアでは、男性が女性に「愛と幸福」が花言葉のミモザという黄色い花をプレゼントする風習があります。
世界各地で様々なイベントが開かれる国際女性デー。
もっと日本で国際女性デーが浸透するといいですよね!
キャリア?結婚?葛藤する女性たち
女性の活躍が様々な分野で進む一方、女性に古い固定概念を当てはめようとする人が多いのも確か。
相手が男性だったら絶対に言わないような、失礼なことを言ってくる男性の対応に嫌な思いをする女性たちがたくさんいます。
「どうせ家庭に興味ないんでしょ?」「仕事やめて結婚したら?」
社会に内在する「男性優位」の精神のせいで、バリバリ働くキャリアウーマンたちが実際にこういう言葉を言われている現状。
特に日本では、どうしてもキャリアを選ぶか結婚や出産を選ぶかという二択の選択を迫られる女性がたくさんいます。
キャリアも結婚も当たり前に両方選択して、両方選択しても当たり前に幸せになれる社会になったらもっと女性が生きやすくなります。
今話題の#MeToo 運動って?
最近、SNSでよく見かけるハッシュタグ「#MeToo(私も)」。
今更聞けない#Metoo 運動についてご紹介します!
#MeToo とは、セクハラや性的暴力などの被害にあった経験をソーシャルメディア上で告白し、その被害者に共感するときに使われるハッシュタグです。
この世界的な運動は2017年以降から始まりました。
きっかけは、ハリウッドの有名映画プロデューサーによる性的暴力の被害を受けた女優が、同じような被害を受けた女性たちに向けて声を上げるよう訴えたことが始まりです。
これまで被害を受けても、沈黙を貫かざるを得なかった女性たちを勇気づけたこの運動は、SNSを通じて世界中に広がり日本でも話題になりました。
また、この運動がきっかけで女性が男性によって抑圧され、あらゆる場面で性的暴力が溢れているという事実が明らかとなり、女性の地位向上や男女平等社会のための意識が高まるきっかけにもなりました。
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女子が社会で活躍することの3つのメリット
女性が社会で活躍するとどんな良い事がある?
女性が活躍することの3つのメリットを紹介します!
■メリット①:男女格差がなくなる
賃金格差や雇用格差など男女の間には様々な”差”が存在します。
ハリウッドの世界でも、主演女優だとしても男性俳優の方が高いギャラをもらっているという男女の賃金格差は大きな問題になっています。
「女というだけで給料が低い」「昇進できない」などの目に見える格差から、女というだけで意見を言ったり抗議をしたりすると「うるさい女」と言われてしまうなどの目に見えない格差もあるのです。
そこで「どうせ変わらない」と諦めるのではなく、女性がもっと社会に出て活躍して、団結して声を上げられるようになればそんな格差は無くなっていくはず。
女性の社会進出が進むことは、男性優位の社会にNOと言えるようになるという意味を持つのです。
■メリット②:生き方の選択肢が増える
「家庭に入って家事や育児をすることが女の幸せ」という昔からの価値観が社会に強く根付いている中で、もっと女性が自由に自分らしく生きられるようになります。
今の社会は、せっかく勉強して良い仕事についても「女はこういうもの」という価値観に縛られて、肩身の狭い生き方をせざるを得ない女性たちがたくさんいます。
一方で、この価値観に囚われずに自分のやりたいことを貫いて働くキャリアウーマンは、男性から冷たい目で見られたりとプレッシャーと闘っています。
女だって一生独身生活を謳歌したっていいし、子供を産まなくたって自分が幸せならそれでいいのです。
自分の意思で選択した人生を、他人や古い価値観によって干渉される筋合いはありません。
女性がもっと活躍することで一人一人の生き方が多様になり、誰一人我慢しないでみんなが自由に自分の人生を創っていくことができる社会になっていきます。
■メリット③:自立した女になれる
女性が働きやすい職場や社会になると必然的に女性の収入も上がり、女性の自立を促進することにも繋がります。
女性が男性と同じように平等に評価されて経済的に自立することは、精神的な自立に繋がっていくとも言えます。
恋愛や結婚の価値観に縛られて「モテ」を追求して男性の顔色を伺いながら行動する女より、自分らしく生きることを我慢せず「1人でも生きていけるし!」くらいの振る舞いをしている女性の方が、断然ハッピーに見えるし魅力的です。
男性に媚を売らず、経済的にも精神的にも自立した女性ってカッコいいと思いませんか?
みんなの憧れ!男女平等のために声を上げるセレブ達
みんなも良く知っているセレブ達も、男女平等の為に声をあげています。
そんなセレブ達の取り組みをご紹介していきます。
■エマ・ワトソン
映画「ハリーポッター」シリーズでお馴染みのイギリスの女優エマ・ワトソンは、国連の女性のための機関であるUN Woman(国連ウィメン)の親善大使を務めています。
2014年には、男女平等のための「He for She(彼が彼女のために)」という国連のスローガンをテーマに、男性による女性のエンパワーメント活動への参加の大切さを呼びかけるスピーチを行いました。
このスピーチと彼女のフェミニズム活動は世界中から賞賛され、女性の地位向上に貢献しています。
日本語訳も多く出ているのでぜひ、YouTubeで検索して沢山の方に見てもらいたいです。
■アリアナ・グランデ
世界的歌姫アリアナ・グランデも有名なフェミニストの1人です。
セクシーな衣装で露出を度々批判されているアリアナは、男性が肌を見せても批判されないのに女性の露出は「ふしだら」と言われて非難されるのはおかしいと訴え、女性軽視が蔓延る世の中に一石を投じました。
男女の不平等さはファッションにも現れており、フェミニストセレブたちはあえて露出ファッションをして男女平等のために声を上げています。
■ビヨンセ
歌手のビヨンセは、男女平等に関するエッセイを発表するなど活発にフェミニズム活動を行なっています。
ビヨンセは、男の子がリーダーシップを発揮することは賞賛されるのに女の子が積極的に行動すると「Bossy (威張っている)」言われ、蔑視されることに対して「私はBossyじゃなくてBossなの」と女子が活躍しずらい世の中を変える必要性を強くに訴えました。
ビヨンセのこのメッセージは世界中の女性たちを勇気づけ、女性も男性と平等にリーダーになることができる環境を作ることの大切さをアピールしました。
いかがでしたか?
男女平等のために1番大切なことは、ひとりひとりの生き方をリスペクトする事だと思います。
そして女性の読者の皆さんには、団結して男性優位の社会や他人の干渉にNOと声を上げる強い心を持って欲しい。
そして、自分を大切にして自由に生きて欲しいと感じます。